ASAv を VIRL で使う方法

doこんにちは。ccieojisan です。

Cisco の Webinar で ASAv を VIRL で使う方法が紹介されていたので、今回はそれを試してみました。

現在の virl.0.9.17 では ASAv はデフォルトで使えません。そのため、Cisco.com からイメージを入手し、手動で設定する必要があります。

近い将来にリリースされる VIRL ではデフォルトで ASAv が使えるようになる予定らしいので、この手順は不要になります。現時点で CCIE Security の勉強で使いたいという人には参考になるかと思います。

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1. イメージの入手

まずは、Cisco.com の Download Software から ASAv のイメージをダウンロードします。

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イメージは “asav932-200.qcow2” にしました。もう少し新しいものもあるのですが、webinar で使われていたのと同じイメージをダウンロードしました。

2. イメージを VIRL VM へコピー

私の端末は Windows なので、WinSCP というソフトを使って SCP で VIRL VM へイメージをコピーしました。

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SCP でアクセスする userid/password は virl/VIRL です。パスワードが大文字なので忘れずに。

3. VIRL VM へ SSH でアクセス

Putty を使って VIRL VM へ SSH で接続します。

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ユーザ名とパスワードは手順2のものと同じです。ログインできたら、先ほどコピーした ASAv のファイルがあることを ls コマンドで確認します。

ASAv へコンソールアクセスができるように下記実行します。これはおまじないとしてそのまま実行してください。

4.ブラウザから ASAv を設定

ブラウザから http://<VIRL VMのアドレス> へアクセスします。”User Workspace Management” をクリックします。

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ここでユーザ名/パスワードが聞かれますが、前述のものとは異なり、Username “uwmadmin” / Password “password” なので注意してください。

ログインすると、下記の画面になるので、”Images” をクリックします。

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ASAv のイメージをインポートするので “Add” ボタンをクリックします。

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下記青枠で囲った部分を同じように選択または記入してください。
※イメージ名が違う場合や、異なる場所にファイルを置いた場合は変更が必要です。そして Create をクリックします。

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すると、ASAv のイメージ設定完了画面が表示されます。念のため、hw_vif_model が e1000 になっているのを確認してください。

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5. VM Maestro での設定

VM Maestro にアクセスしたら分かりますが、Palette に ASAv は見えません。そのため、少し設定が必要です。

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File -> Preferences を選択。

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Node Subtypes を選択し、”Fetch from Sever” をクリックします。

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下記メッセージが出ますが、問題ないので OK します。

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すると、Node subtypes 画面で ASAv が表示されます。“Show in Palette” が最初 false になっているので、クリックして true に変えて、Apply を押し OK してください。

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するとちゃんと Palette に表示されました。

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6. ASAv を起動させてみる

簡単に IOSv と ASAv が接続された構成を作ってみました。Ping が通るまでチェックしてみます。

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iosv-1 では下記設定を入れます。

 ASAv は起動に少し時間がかかります。起動したら、下記を設定します。enable パスワードはデフォルトで無いので、そのままリターンで enable になれます。

 おおお。Ping 通りました。ASAv 動きますね。

ちなみに、ASAv の show version はこんな感じ。

ASA も CCIE Security に受かってから、ほとんど触っていないので懐かしい。これが CCIE Security 勉強している時に使えてたら、もっと勉強が楽だったと思う。