IOS XR : OSPFv2(IPv4)/OSPFv3(IPv6) 設定

今回は IOS XR での簡単な OSPFv2(IPv4)/OSPFv3(IPv6) 設定を紹介します。

xr_ospf_basic

OSPF 設定に使う構成は上記とします。

インタフェース設定

まずはインタフェースを設定します。XR1/XR2 のループバックアドレスは構成図に書いていませんが、下記設定の通り分かり易いものとしています。例:XR1なら1.1.1.1/32,2001::1/128

XR1インタフェース設定:

XR2インタフェース設定:

OSPFv2設定

それでは OSPFv2 設定です。OSPFプロセスネーム、エリア、エリアに属するインタフェースを設定します。

XR1 OSPFv2 設定:

XR2 OSPFv2 設定:

“router ospf TEST” ですが、IOS では Process ID として数字を指定していましたが、IOS XR では Process Name となりますが、IOS と揃えたい場合は数字を入れることも可能です。

OSPFv3 設定

続いて OSPFv3 の設定です。router ospfv3 TEST と最初の設定は異なりますが、それ以外の設定内は OSPFv2 と同様です。

XR1 OSPFv3 設定:

XR2 OSPFv3 設定:

IOS と異なり、IOS XR では上記のように area 0.0.0.0 を投入し、該当エリアに属するインタフェースを設定する形になります。

OSPFv2/OSPFv3 動作確認(show protocols)

それでは設定した OSPFv2/OSPFv3 が動作していることを確認します。

上記コマンドにより OSPFv2/OSPFv3 それぞれの稼働状況を確認できます。ルータIDや設定したエリアに属しているインタフェースが間違いないことを確認します。

OSPF neighbor の確認

OSPF neighbor の確認をします。設定したインタフェースで OSPF ネイバが確立されていることを確認します。

OSPFv2 neighbor 確認

OSPFv3 neighbor 確認

OSPFv2/OSPFv3 とも “Neighbor is up” となっていれば問題なくネイバが確立できています。ちなみに IOS XR では何か問題がありネイバが確立できない場合、show [ospf|ospfv3] neighbor コマンドでは何も表示されません。

OSPF 経路の確認

OSPFネイバからアドバタイズされたIPv4/IPv6経路を確認します。

OSPFネイバのループバックアドレスのIPv4/IPv6経路が受信できていることが確認できます。

最後に ping を実行し疎通ができることを確認しておきます。

今回は IOS XR における OSPFv2/OSPFv3 の基本的な設定を紹介しました。他の設定についてはまた紹介したいと思います。

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