VIRL: TeraTerm/Putty 等のターミナルソフトを使う方法

こんにちは ccieojisan です。

今回は VIRL で 仮想デバイスに接続するときに内蔵の Console Window ではなく TeraTerm/Putty を使う方法を紹介します。内蔵の Console Window も使えなくはないけど、ちょっと使いにくかったりしますよね。

やはり使い慣れたターミナルソフトが良いですよね。TeraTerm のマクロとかも使えるし。

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File -> Preferences を開きます。

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Terminal という部分をダブルクリックして表示される “Cisco Terminal” をクリックします。

Puttyの場合

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“Use external terminal applications (spcified below)” を選択して、下記を設定します。Putty をデフォルトのパスにインストールしている人は同じで OK です。

  • Telnet command: C:\Program Files (x86)\PuTTY\putty.exe
  • Telnet arguments: -telnet %h %p
  • SSH commands: C:\Program Files (x86)\PuTTY\putty.exe
  • SSH arguments: -ssh %h %p

上記 4項目 を設定したら、Apply をクリックして OK します。

注: Putty では SSH のコマンドラインで実行したいコマンドを渡せないので、SSH では接続できません。上の SSH の二か所は何か入れないと設定できないので、入れているだけです。

TeraTermの場合

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“Use external terminal applications (spcified below)” を選択して、下記を設定します。TeraTerm をデフォルトのパスにインストールしている人は同じで OK です。

  • Telnet command: C:\Program Files (x86)\teraterm\ttermpro.exe
  • Telnet arguments: /nossh %h %p
  • SSH commands: C:\Program Files (x86)\teraterm\ttermpro.exe
  • SSH arguments: %h:%p %r

注: TeraTerm でも同じく SSH のコマンドラインで実行したいコマンドを渡せないので、SSH では接続できません。上の SSH の二か所は何か入れないと設定できないので、入れているだけです。

仮想ルータへの接続方法

書く必要はないと思いますが・・念のため。上記で Putty or TeraTerm を外部ターミナルソフトとして設定したら、下記手順で仮想デバイスへ Telnet でアクセスすると Putty or TeraTerm が起動します。

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シミュレーションを実行し、Simulation タブからデバイスを右クリック、Telnet を選択し、”to its Console port” をクリックします。

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すると無事 TeraTerm で仮想デバイスへアクセスできることが確認できます。

私は現在は Putty をメインで使うので、Putty に設定しています。カナダでは TeraTerm 使ってる人は、やはりあまりいない。というか使っている人見たことがない。。

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